オクトパストラベラーってつまらない?クリア後のレビュー・評価

オクトパストラベラーってつまらない?クリア後のレビュー・評価 ゲーム

オクトパストラベラーをXbox Game Passでプレイして、ストーリーだけはクリアしました。
どんなゲームか簡単にまとめて、筆者の観点からレビュー(感想)をやっていきます。

個人的には、下記の人なら楽しめるのかなと思いました。

・短いストーリーを複数楽しみたい(8人分)
・コマンドバトルでRPGをじっくりやりたい
・ジョブが面白そうなので気になる

ちなみに筆者がプレイして、クリアしたことがあるRPGはパッと思いつく限り、こんな感じです。

・MOTHER/MOTHER2
・ドラクエ1/2/3/5/10/11
・FF1/2/4/X
・スターオーシャン1/2/3/4

オクトパストラベラーってどんなゲーム?

オクトパストラベラーはスクウェアエニックスが2018年に発売したRPGのゲームソフトです。
グラフィックは3Dではなく、ドット絵に”3DCG”の画面加工を加えた形になっています。

ゲームを開始すると、8人の主人公からひとり選んでゲームを開始します。
主人公は固定メンバーになり、他のキャラクターを3人選んで、4人のパーティでフィールドを冒険することができます。

最初は選んだ主人公しか使えませんが、オルステラ大陸をめぐって、他の7人を仲間にしならが冒険していきます。
1章〜4章までで、それぞれのキャラクターにストーリーが用意されています。

選んだ主人公以外のキャラクターに関しても、仲間にすることで、ぞれぞれのストーリーを見ることができます。

フィールドコマンドって?

街中にいるNPCに対して、8人がそれぞれのフィールドコマンドを使ってアクションを起こすことができます。

例えば、街中の住人に対してテリオンであれば「盗む」コマンドを使ってアイテムを盗むことができます。
オフィーリアであれば「導く」でNPCをバトルに連れていくことができます。
それぞれのキャラクターで使えるフィールドコマンドは下記です。

キャラクター フィールドコマンド  説明
オフィーリア・クレメント 導く NPCをバトルに連れて行ける
サイラス・オルブライト 探る NPCから情報を探り出すことができる
トレサ・コルツォーネ 買取る NPCからアイテムを買い取ることができる
オルベリク・アイゼンバーグ 試合 NPCと戦うことができる
プリムロゼ・エゼルアート 誘惑 NPCをバトルに連れて行ける
アーフェン・グリーングラス 聞き出す NPCから情報を聞き出すことができる
テリオン 盗む NPCからアイテムを盗み出すことができる
ハンイット けしかける NPCと戦うことができる(保持しているモンスターで戦う)

固有アクション

それぞれの主人公に対して、固有アクションがあります。
固有アクションはバトルで使えたり、フィールドで使えたりします。

キャラクター アクション  説明
オフィーリア・クレメント 加勢 導いたNPCを加勢で戦闘に参加させる
サイラス・オルブライト 予習 戦闘開始時に敵の弱点がひとつわかる
トレサ・コルツォーネ 歩いてリーフ 敵が出現するエリアを歩くとリーフ(お金)が貯まる
オルベリク・アイゼンバーグ 防御ブースト 防御コマンドをブーストできる
プリムロゼ・エゼルアート 加勢 誘惑したNPCを加勢で戦闘に参加させる
アーフェン・グリーングラス 調合 バトル中にアイテムを組み合わせて、BPの回復やHP回復などができる
テリオン 開錠 道ばたに落ちている紫色の宝箱を開くことができる
ハンイット 捕獲 モンスターを捕獲して、戦闘中に使うことができる

バトルジョブとは?

それぞれの主人公に対して、ベースジョブの他にバトルジョブをつけることができます。
これにより、ベースジョブとバトルジョブでの技を使うことが可能です。

バトルジョブは、下記の上級ジョブを合わせた12種類になります。

■初級ジョブ
・剣士
・踊子
・商人
・薬師
・狩人
・盗賊
・学者
・神官
■上級ジョブ
・武芸家
・魔術師
・星詠人
・ルーンマスター

バトルジョブを使うためには、オルステラ大陸のマップの各地に存在する「祠」にいく必要があります。

初級ジョブに関しては特に戦闘はなく使えるようになります。
上級ジョブに関しては、ジョブを取る前にボスとの戦闘があります。

オクトパストラベラーのレビュー・感想

ここからは筆者個人のレビューです。

魔法系が好きなので、主人公はサイラスを選択してプレイしました。
ジョブを全部取って、全ての主人公のストーリーを見るだけで、60時間ほどかかりました。

全体的には楽しめましたが、結構いまいちと感じるところも多かったです。

グラフィックが綺麗

プレイし始めて感じたのは、とりあえずドット絵と3DCGが綺麗でいい感じだなーと思いました。
各地の街やフィールドのドット絵が細かくて、奥行きもあり新しいドット絵の形だなと感じました。

ストーリーがどこかでみたことあるような…

ストーリーを全部クリアしましたが、全体的にどこかで一回見たことあるような感じを受けました。
楽しいのですが、目新しさもなく個人的には60点といった感じです。

また8人の主人公がいて、それぞれストーリーが展開されますが、仲間になったはずのキャラクターがストーリーに出てくることがないです。
そのため、ひとりじゃないはずなのに、あっけなく悪い人たちに捕まったりして…
なんだか違和感を覚えました。

ストーリーを進めていくなかで、たまにパーティーチャットがあって、キャラクター同士の絡みは少しあります。
キャラクターの個性や性格が出ている会話もあるので良いなと思うのですが、メインストーリーには他のキャラクターが出てこないのちょっと残念です。

バトルが助長になりがち

コマンド性バトルの宿命かもしれませんが、フィールドバトルを何度もやっていると、あきてくる感じがあります。

1章の全てのキャラクターのストーリー回って、2章の全てのキャラクターの…
とフィールドを回って敵とバトルを重ねますが、後半にいくと、ほとんどバトルでやる行動が同じになってしまいました。

「2倍速とかあるといい」かもと感じました。

バトルジョブが面白い

そうは言っても、用意されているバトルジョブを付け替えるのは面白いなと感じました。

キャラクターごとの「メインジョブで使えるスキル + 選んだバトルジョブで使えるスキル」で戦うことができます。
筆者は最終的に下記のような組み合わせで、フィールドを回っていました。

・サイラス:メインジョブ「学者」+バトルジョブ「魔術師」
・オフィーリア:メインジョブ「神官」+バトルジョブ「星詠人」
・アーフェン:メインジョブ「薬師」+バトルジョブ「踊子」
・プリムロゼ:メインジョブ「踊子」+バトルジョブ「学者」

上級ジョブのボスは強すぎて、ひぇーって感じでした。
それぞれのキャラクターの章に出てくるラスボスより強いです。。

魔法の技名固定がいまいち

魔法使いが好きな筆者としては、固有名称が用意されていなかったのが、「うーん…」でした。
例えば、学者のジョブで使える魔法は下記です。

・火炎魔法
・氷結魔法
・雷撃魔法
・大火炎魔法
・大氷結魔法
・大雷撃魔法

上級職の魔術師で使える魔法は下記です。

・特大火炎魔法
・特大氷結魔法
・特大雷撃魔法
・特大風塵魔法
・特大光明魔法
・特大暗闇魔法

無印・大・特大って単純すぎませんか!?
わかりやすくて良いといえば良いのですが、オリジナリティある名前の方が個人的には楽しいです。

「おりゃー!メテオー!!」とか言いたいですし。技の数も増やしてもらえると嬉しかったり。

終わりに

今回はオクトパストラベラーについて、簡単な説明とレビューをしました。

ストーリーを見ながらクリアするまで、結構時間を要するので、プレイする方にはしっかりと時間のある時にやってもらいたいです。
平日仕事をしながら、1ヶ月のXbox Game Passでやりましたが、なかなか大変でした。
星が5つあれば、3つといった感じで、まぁまぁ楽しめる作品になっていると思います。

RPGといったら、やっぱり気になるストーリーを軸に展開して欲しいです。
個人的には「えぇっ!」・「そうなっちゃうの?」という期待を裏切る独自性のあるストーリーが欲しいところでした。

オクトパストラベラー2が発売される

オクトパストラベラー2が2023年2月24日に発売されます!
前作との関連はなく、新天地のソリスティア大陸で新たな8人の物語が展開されるとのことです。

新システムとして、下記の内容が追加されているようです。

・昼と夜が切り替わる
・クロスストーリー
・底力 => バトル中に効果がさまざまな切り札が用意されている。
・海を越える冒険 => 前作では陸地のみだったが、海を越えれるように。
・ギルド => バトルジョブのライセンス入手

バトル2倍速もできるようで、先ほど書いた問題を解決してくれそうです。
また、ストーリーについても、クロスストーリーが用意されているとのこと。
メインとは別になるのか、まだわかりませんが、前作よりキャラクター同士の絡みが楽しめそうです。

あとはストーリーが楽しいと良いですね。
筆者はとりあえず様子見で・・・(笑)



コメント

  1. 通りすがり より:

    隠しまで進めると「えぇっ!」「そうなっちゃうの?」がありますので、もし見てなかったらオススメです。

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